盲導犬にはほんといつもリスペクトなのです。
盲導犬の素質があると認められた赤ちゃん犬はすぐに訓練に入る訳ではなく、
1年間、人と共に生活をして時期がきたら訓練に入るのだそう。
その1年間の面倒をみる任をしているのが“きなこの会”。
実は盲導犬になるのは至難の業。
旭川市で活躍している盲導犬はおよそ十数頭。
先に記述した“盲導犬の素質があると認められた赤ちゃん犬”が300頭だとして
その後の訓練で100頭程度に…。その後も訓練は続き…。
最終的に盲導犬として活躍する犬はおよそ10頭いるかいないかという現実があるようです。
ものすごい狭き門だということを代表からお聞きしました。
私たちがたまに目にする盲導犬は選びに選び抜かれた超エリート犬なのです。
しかも。
現役の盲導犬も歳をとります。
現状で盲導犬のサポートを受けている方の盲導犬が老犬になってくれば、優先的に若い盲導犬にする必要があります。
盲導犬のサポートを受けられない待機状態の方もいると伺いました。
盲導犬になる基準・条件を広げてでももっと盲導犬を増やしていくべきではないか…。
しかし一方で盲導犬の能力水準を下げるということは様々な弊害を生む事になるのか。
ジレンマを感じざるを得ません。(-。-;)
とにかく、優秀な盲導犬が増えて行くよう応援したいなと思います。
ここで気になるのは、じゃあ盲導犬になれなかった犬はどうなるの??ってこと。
ご安心を!
その犬たちは一般の方々に引き取られていくそうです。
待機している一般の飼い主さんの数、なんと2万人!(だったかな…汗)
そっちの心配はなさそうです。
ペットショップのワンちゃんより賢くて、しかも安価だということはここだけの話。
そりゃ引き取りたい方がこれだけいてもおかしくありません。
マークのデザインテーマは“人と寄り添う”。
今後このマークが入ったグッズを展開していくとのこと。
楽しみです。
どこかでこのマークが入ったグッズを目にしたらぜひお手に取ってみてください。